大朝日岳 平成20年6月14日 登り


天候(曇り〜雨〜強風)                  今回のコース




雨に濡れた登山道に咲く花


東北道を北に走る車窓からは朝焼けで雲が赤く染まる空が在る
こんな日は天候が崩れるんだよな・・・
などと話しながら目的地へ。。。

登山口の古寺鉱泉にはAM6:30到着
登山開始予定がAM7:30・・・ 
まだ時間があるとコーヒータイムへと洒落込む!

 道中の花ー1

登山準備も整えAM7:10に駐車場を後にした
古寺鉱泉(朝陽館)の前を通り古寺川の渓流に送られて登山道へ進む

標高を稼ぐ登山道は斜度が増し息が上がりカタツムリ歩きに!
視界に入る山ツツジの赤は、新緑に映え疲れを緩和してくれる妙薬だ。
登りには所々に平地が現れて一息つく絶好の場所です。
道中の花ー2

平地でザックを下ろし行動食を取り出してると体がグラッと揺れた
あれ〜地震かなと仲間に話すと いや〜何も感じないよと返事が返る
しかし正に此の時が岩手・宮城内陸地震が発生した時間でありました。
(小屋に着くと先着の登山者が携帯で情報を集めてました)

古寺山の手前からは雨が落ちてきて雨具を着込む
ガスで視界は閉ざされ、風も強くなってきた
そんな登山道にはシラネアオイを始め高山植物が列を成して現れ綺麗だ。
前方には残雪も現れ登山道を隠し雪渓歩きに変わる。

小朝日岳のトラバースは斜度の在る残雪歩きだ
滑ったら谷底にまっしぐら・・・ う〜〜〜怖いはgonちゃん

道中の花ー3

そんな登山道もクリアして銀玉水に到着
美味しい清水で喉を潤し(寒くて余り飲めませんでした)小屋に向かう
此処からの登りは急坂の雪渓歩き、一歩一歩足場を確認して登る
ガスで地形を確認することは出来ないが
前も後ろも右も左も白の風景に惑わされた。

そして小屋に到着、地震の話に耳を傾けた
山間部で大規模な地滑りが発生し住宅など建造物の全半壊があり死傷者も出てる事が判りました

道中の花ー4

小屋に入ると風がだんだん強くなりヒュー ひゅーと風の切る音が聞こえる
風と雨で外に出ることも出来ず山談義を楽しもうと宴会に突入した
隣に単独行のNさんが食事の準備をしてる、一緒に飲みましょうと。。。
強引に・・仲間に引きづり込むSEI (*^_^*)

道中の花&カエルー5

Nさんは途中で私達を追い抜いて来た韋駄天登山者だ
凄い早さで登る姿は只者ではないと記憶してたので、直ぐに話が合い楽しく過ごすことが出来ました
新潟のNさん お付き合いいただき有り難うございました







 

登山口で(su−さん・gonちゃん)                   朝日鉱泉

空模様が悪い中、登山口を出発する
渓流の音を耳にして5分も歩くと朝陽館に着く、まだ準備中の看板が下がってる宿の前を通り登山道に取り付いた。





 

ブナと松が合体してた             雨が降り出した

山ツツジの赤が見事な登山道を進む、途中に立派な二本の松や合体の樹が現れる
登るにつれてガスが懸かり山並みは隠れん坊、ひたすら花と話をしながら登りました







見事なブナの木の下のSEI





 

後方は古寺山             ハナヌキ分岐にて

古寺山が見えてくると雨がポツポツと降りてきた
雨具を着るには蒸し暑い、もう少し我慢をしようと水も滴る良い○○、私達は例え様もないくらい汗が滲み出る





 

三沢清水(未だホースが繋がってません)        間もなくガスに突入


三沢清水に着く、出てない水のホースを辿る
目にしたのはグルグル巻きになった清水の出口に繋がってないホースでした。 (笑)





 

雪渓が現れる            古寺山 山頂にて(gonちゃん・su−さん)

古寺山の2〜300m手前に雪渓が現れた。
ここは下りで迷う人が多いと下山してから朝陽館のご主人に聞く・・・
実際に私達が下ってきたときに迷って行く先を見失ってた登山者が居ました





 

花が多く彩りを魅せる登山道

古寺山を過ぎると花のオンパレードで賑やかな登山道に模様換え
雨に濡れた花は清々しい色と肌を惜しみもなく披露してくれる、遠望の利かない風景に変わり
途轍もない身代わりが現れました。。。。







小朝日岳の分岐

小朝日をトラバース熊越えの分岐に着く、此処からは一旦下りになる
(行く先の見えない登山道を眺めて、せっかく登ったのに下りだ・・・・と一言)






 

銀玉水で一休み

横殴りに吹く強風、ガスが波打ち通り過ぎる
天候が良ければ絶景の稜線歩きのはずだが今日の景色は足下の花だけです

銀玉水に着いて清水に下りた、パイプからコンコンと湧く名水をカップ一杯に注ぎ流し込んだ先は喉ちんこでした。






 

勾配が増す雪渓         小屋に到着

銀玉水から先は勾配の在る雪渓が待ちかまえてた 周りの状況が解らないので歩きが鈍る
モクモクと登る見えない風景を気にしないで登る・・モクモクと!

登り切ると平坦な稜線に出た、強風が雨と共に体にぶつかる
体が冷え寒く感じる、体感温度はかなり下がってるのだろう話す言葉も舌が回らない、
しかし程なくして靄の中に小屋が現れた 到着です。






  ← 酒が回り焦点が合わない

宴会が始まる(gonちゃん・Nさん・su−さん)

小屋に入るなり防寒着を着込み、ガスコンロで湧かしたお湯で味噌汁を作る
体を中から外から温めて本格的に飲むべないと、新潟から来た韋駄天登山者 Nさんと共に楽しい一時を過ごしました。

・・・明日に続く・・・

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