涸沢岳(横尾山荘より)平成22年9月19日



天候(晴れ)                                              今回のコース




 

横尾山荘にて(一匹さん・Sadaさん・Haruさん・Ariさん・Sei)


横尾山荘の朝は爽やかな目覚めです
今日は朝から日差しが降り注ぐ絶好の登山日和だ!

昨日は見せなかった前穂高岳の頭も日差しを浴びて眩しそうに映る









  

道中の木の実                           屏風岩


歩き始めて直ぐに屏風岩の姿が出てきた
平らな登山道歩きは退屈なのか足下の草木に気を取られ歩みが鈍る







 

コルに北穂高岳


本谷橋の近くになると北穂高岳の勇壮が眼前にドカーンと鎮座する









 

屏風ノ頭                     本谷橋(Haruさん・Sei・一匹さん)


振り向けば屏風ノ頭が穏やかな山容を現す

私達は横尾本谷で涼をとり先を急ぐ!







 

本谷橋のGonちゃん                 振り返り(Gonちゃん・Sei・Haruさん)


休憩を済ませてから先は登りらしい登りになる・・・?









 

綺麗な雲が広がってる                     Seiです


上空を眺めると天井は湿度が低いらしくウロコ雲が綺麗に並んでた
気持ちの良い歩きにSeiもご機嫌・・・(笑)









 

A沢のコル                              奥に穂高岳の峰が!


V字のコルに係る雲が稜線の輪郭を際だたせてるのが不思議に見えるSei・・・?
太陽の日差しが陰を作り峰を浮き彫りにしてた。








   

道中の花ー1





   

道中の花ー2




  

奥穂高岳〜涸沢岳を望む!














ナナカマド



 

涸沢まで来ると!                             輪郭が波打つ稜線


涸沢まで来ると低木帯に成り展望が一気に広がる
大岩が並ぶ広いカールは贅沢なほど迫力に満ちてました







 

涸沢のテン場                          雪渓が残るカール


テン場には凄い数のカラフルなテントが並んでます
しかし人影が無いのは何故か・・・?

既に山頂を目指して登ってるに違いないとSeiの呟きでした








  

ザイテングラートからテン場を眼下に見る


高度を上げると更にカールを彩るテントの花を見ることが出来る










 

左奥に常念岳横                草紅葉の斜面にヒョッコリ出てる涸沢槍


遠望の風景も徐々に広がり常念岳から蝶ヶ岳までの緩やかな曲線も見ることが出来ました

斜面に広がる草紅葉も此処まで来ると黄金色に染まってます
目線を下げると草紅葉の上に置かれたような涸沢槍の姿を写す事が出来ました。








 

ザイテングラートからの展望


ザイテングラートを登ってると足下から沸き上がる爽やかな風が体をすり抜け・・・
風は微笑み北アルプスの母なる優しさを与えてくれた

そして次の瞬間に起きた地鳴りを目にするのでした

それは北穂高岳の斜面を転がる無数の岩や石の凄まじい光景です
数百から成る落石が目の前を煙を上げて落ちて行くのだ!

此を見た瞬間に父成る厳しさをアルプスの肌で感じる
前方には南陵を登る登山者を襲った落石による怪我人を、救出するためにヘリが旋回してました










 

涸沢岳から奥穂高山荘を眼下に!                 涸沢岳から槍ヶ岳〜北穂高岳


快適な登りも終えて奥穂高山荘に着いた
小屋で小休憩後に涸沢岳まで登る

涸沢山頂に広がる360度の大パノラマ 

先月登った双六岳や鷲羽岳そして槍ヶ岳を始め豪快な山の尾根が鎮座してた









 

奥穂高岳とジャンダルム                 山頂にて(一匹さん・Sei・Haruさん)


南には明日登る予定の奥穂高岳と連なるジャンダルム
ジャンダルムのピークには数人の人影を見ることが出来た










 

奥穂高山荘より夕暮れの北アルプス(尾根を見つめる)


小屋まで下りてテラスから涸沢方面を見つめると
夕日に照らされた常念岳や五・六のコルが立体感を演出する山容を映し出してた。











 

至る所にテントが張られてました       一匹さん〜Sei


小屋の周りに張られたテント 所狭しと通路まで我が家と化してました・・・(笑)









素晴らしい天候の中!
奥穂高岳へ登るも、途中で落石に遭遇するなど危険も付きまとう
しかし涸沢の爽やかな風が体をすり抜けると・・・



明日の最終章に続く



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