鷲羽岳 平成22年8月14日


天候(大雨)                                        今回のコース



 

三俣山荘を出発                              強風&雨のガレ場を登る


夜中は屋根を叩く雨の音と強風が小屋を揺らすほどの荒れようでした
朝方になっても雨は止まず 天候の回復は望めそうもない

予定の時間を大幅に遅れて朝の七時三十分に小屋を出ました








 

ガスで視界は15m位か?             ただただ登ります!


ハイマツが登山道まで延びた枝に邪魔されながら山頂へ
横殴りの雨が容赦なく体にぶつかってきた








 

山頂間近の大岩                      鷲羽岳山頂(Su−さん・Gonちゃん)


視界がないために脇目もふらず、ただただ登るだけだ!
切れた崖の縁を歩くときには風に飛ばされないように姿勢を低くして進みます

斜度が緩み横に歩くと最後の小さな登りが待ってた
そこを登り切ると山頂に着いた







 

山頂のSei                                    道標



山頂は狭く 展望は素晴らしいだろうと見渡すが
白いカーテンが揺れるだけで初めてのピークはガスに閉ざされてた








 

三角点のSu−さん                      ガスに追われるように下山


山頂まで来る時に在った人は7名で 山頂滞在時(10分くらいでしょうか)に
登ってきた人は若い登山者の二人だけでした

私達は長居は無用と直ぐに下山する








 

巻き道を双六山荘へ                      今日は登山者の姿が疎らだ!


二時間半くらいで往復して山小屋へ
休憩も取らず三俣分岐へ登る 途中にあるテン場は雨の影響で水たまりが見られた。

分岐から巻き道へ、緩い下りを北西方面に進むと所々に沢水が溢れてる
登山靴が水に浸かり徐々に染みこんできた







 

巻き道のコルを過ぎると分岐は間近だ!           双六分岐


何度か小さな沢を横切り双六岳の分岐に付く
昨日登った山を眺めて展望を目に焼き付ける そして雷鳥が羽を広げたような雪渓に別れを・・・








  

2850m地点の広い道                        濁流が流れる登山道


広い斜面を下ると窪んだ登山道になる
登山道は大粒の雨を集めて濁流となり私達の下山を意地悪するのでした








  

眼下に霞んで見える双六小屋                      到着(Sadaさん・Gonちゃん・Su−さん)


眼下に霞む双六小屋を見つめて足を早める
双六小屋には予定時間通りPM12:30分に到着した

小屋に入るとスタッフが直ぐに来て、濡れたザックや靴を置き場所に手伝ってくれる・・・
濡れた体で一時も早く着替えたい私達は優しいスタッフの気遣いに感謝いたしました










  

小屋で意気投合した仲間と共に!              双六小屋のオーナー小池さん・道中で知り合う元気仲間・Sei


小屋の皆さんは愛嬌が良く 優しく応対してくれて気持ちが和み・・・
ついつい気持ちが良くなり気がつけば泡から始まり日本酒やワインと気分は最高潮になりました   (笑)

九州から遠征してきたメンンバーとは意気投合して山談義に弾みます
100名山を目指してる仲間も居ると言う事で福島に来るときには是非 Seiの山小屋に来てくださいと案内をさせて頂きました

帰りには双六小屋のオーナー小池さんと記念写真を撮り小屋にある足跡を拝見させて頂きました
素晴らしい小屋の雰囲気と恵まれた環境に感銘しました

また必ず小屋を訪れたいと思います








鷲羽岳へ登る
強風と雨の為に視界も悪く 動画は山頂の一部しか取れませんでした



いよいよ明日は下山です
楽しく過ごした双六小屋の一時を思い出に眠りについた。




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