箕輪山(迷い沢)平成22年2月14日



天候(曇り〜晴れ)                            今回のコース





鉄山稜線からの展望(左端に磐梯山〜秋元湖・桧原湖・小野川湖が眼下に!)




箕輪山(迷い沢コース)へ行ってきました

左端のリフト(Cリフト)に乗りゲレンデTOPへ降りる

ガスで何も見えない中を9時過ぎに山頂目指して登る



シュカブラの成長したガリガリの斜面を右に左に・・・・



登るにつれて風も強くなる
今日の山頂はパスして(1680m)からコルに下ることにした


ホワイトアウトと風で何処にいるのか解らない
GPSを便りに下るが其処でGonちゃんのシールトラブル発生
剥がれたシールをテープでグルグル巻きにして何とか進むことが出来た


コルに着くと風も弱まり緩斜面を鉄山避難小屋へと登る
ガスの中から避難小屋がぼんやりと見えたときには遭難解消の気持ちでした・・・(苦笑)


小屋に入り食事をしてるところに単独の男性が小屋に入ってきた
高森から登ってこられた方はTakeさんです凄い脚力だ!

山談義をしながら休憩をしてると外が少し明るくなってきた
外に出ると・・・・・下りは・・・・これだから山は止められないのだ。







 

ゲレンデTOP                        視界殆ど無し


ゲレンデTOPに着いたがガスで視界が悪い
天気予報からすれば直ぐにガスは飛ぶだろうと山頂を目指す

しかし視界は悪くなるばかりだ 2〜5m位の視界の中をシュカブラの斜面を登る







 

ガスの中を手探り(GPS)で歩く


標高1650m位からは風も強くなり指先が痛くなるような体感温度となる
足下の段差も満足に見えない強力なホワイトアウトが続く・・・

1680mで山頂行きを断念してコルへ下ることにした
コルに着くと風が弱くなり先ほどまでの緊張感が緩む GPSを頼りに鉄山方面の緩斜面を進むと
ゲレンデTOPからトラバースしてきたと思われる4人メンバーが先行する姿がありました

先行してた4人組さんは避難小屋に寄らずに迷い沢方面に姿が消えた








 

鉄山避難小屋が見えた                      小屋の中で。


私達はガスの中に浮かぶ避難小屋を発見 その途端にお腹の虫が騒ぎ出す

冬用の窓から入室して早速に昼食の準備だ!
今日は寒いから泡は飲まないですよねとSei 帰ってきた返事は 「え〜何で」

どんなときでも赤い缶

山腹を彷徨ってた時の静かな姿は小屋には在りませんでした・・・笑


休憩してると単独の山家さんが小屋に到着・・・
何処から来ましたかと聞くと高森から登ってきたと聞き え〜〜 凄い  と  仰天です

革靴にフリーのビンディングを付けたテレマークの滑りやさんはTakeさんでした。







 

ガスが飛びさり                         箕輪がガスの中から・・・


小屋で休憩は55分
窓から見る感じで外が明るくなってきた ガスが飛んだかな・・・?

外に出てみるとボンヤリ姿を現した箕輪山の山容だ
ドンドンガスが散らばり雪面も見えてきた お〜〜〜 
お天道様のお出ましじゃ〜

登ってきたときの白い画面は何処に行ってしまったのか ガスが無くなるのに時間は要らない!





 

之から迷い沢を滑降 (Takeさん・Haruさん・Gonちゃん)                       鉄山の稜線


青い空が広がり 白いガスがうごめき 稜線が顔を出す

凄い絶景が目の前に ド〜ン と 鎮座する 私達はただただ景色を見つめるのでした







 

避難小屋を後にします                  後方に小さく避難小屋


しばし絶景を堪能した私達はいよいよ迷い沢に滑降開始です

初めて来たコースに夢が膨らみ 粉を求めて板が喜ぶのだ
登りの辛い時間も忘れさせてくれる景色と雪面の感触を味わうように滑り出す

お世話になった避難小屋も後方に小さく離れる
よっしゃ〜 滑るドー 一気に気合いが入るメンバーの姿は心地よく踊るように走り出した









絶景が広がる稜線


数十分前までは白いカーテンに閉ざされてた空間が見事に開放された瞬間です







 

石楠花の塔の前で(Haruさん〜Gonちゃん)             沼の平の噴火壁(後方に安達太良山)


稜線上にある石楠花の塔で立ち止まる

360°に広がる風景は まさに苦労の末のご褒美で・・・・
噴火口を取り巻く壁は海外の山が瞬時に移動してきたような迫力満点の絶景でした







 

ガリガリの雪面                      モンスター


ガリガリの雪面とも直ぐにお別れです 谷筋に入ると其処は天国
柔らかい粉が私達を待ち遠しいように微笑んでくれた








 

此処から始まるパウの斜面                    素晴らしい斜面が待ってた


素晴らしい斜面が次々と現れる ヤホー え〜〜〜   気持ちいい 最高だね!

ツリーランを楽しみ雪面を滑る 自分たちだけのシュプールが描ける心地よさ
やめられないね〜  冬山最高〜  青空ばんざい〜








 

美味しい斜面です                       ブナの森


美味しい斜面を食べ忘れた場所も在ります
次回に取っておきましょう







 

ご機嫌のGonちゃん                   そしてHaruさん


ただただ ご機嫌のメンバー 粉を思う存分に食べまくりでした







 

青空の絶景


ブナ林は林間が広く 滑りも 空間もチョー満足でした





 

Seiも一枚                   午後の陽射し



 

Gonちゃん                   Haruさん


 

Sei                          Gonちゃん



 

Haruさん                            Sei




 

此処を滑りました                     初めて来たコースを堪能する


しばし満足の滑りも間もなく完結いたします







     

裏切らなかった迷い沢コース


この風景を眺めるだけでも満足の一日でした






 

箕輪山                      沢を渡る


樹氷が無くなれば滑りも終わり 沢を渡るTakeさんの姿が先行してくれました
あとは車をデポした地点へと進むだけです







 

見事な氷柱が在りました              林道を進む


最後にお土産の場所が現れる
豪快な氷柱です 林道脇の崖から湧き出てる伏流水が作り上げた氷の造形が見事でした。







 

最後の沢に架かる橋


今日の山スキーは天国と地獄を味わったような気持で・・・
ホワイトアウトの登り 休憩時間 青空の中を滑る醍醐味と何からなにまで感動の一日でした

小屋でご一緒いただきましたTakeさん有り難うございました

Haruさん Gonちゃん 感動の話しは飲むときに楽しむべない

・・・SEI・・・




戻る