神室岳平成20年9月27日


天候(曇り〜雨)                   今回のコース




 

仙台神室岳(左のピーク)                     紅葉が始まる

土曜日の早朝自宅を出て笹谷峠に着いたのが午前7時過ぎです

峠で準備をして強風の中、仙人大滝登山口へ移動した
登山口まで来ると強風は谷までは付いて来ることが出来ないのか木々が揺れてない
このぶんだと風も当たらず快適に登れそうだとブナの綺麗な林を眺めて出かける。

登山道は沢に面してるところが崩れ渡る箇所でチョイ冒険だ!
このコースは変化があり面白い道で登りが低速に成りました
時々キノコがお出ましして山に入るなど山頂がどんどん遠くなる道草登山だ!

道中には小滝や稜線上に出てからの急斜面の岩場や
不思議な木(檜の中からブナらしい木が出てる)が在るなど飽きがこない
一旦 沢まで下り沢筋を登り返すとダンゴ平に出た。

其処からの稜線歩きは強風と雨の攻撃です
飛ばされそうになりながら急登の道を山頂目指して進む
ガスの中から現れたピークが仙台神室岳で山頂は360度の展望のはずが真っ白で何も見えない
吹き荒れる風雨に山頂滞在は数分だ! 
東に少しくだったところで休憩してるとミゾレ混じりの雨が降り出した
寒くてビールも飲む気になれないと言いながらビールを飲むメンバーの姿あり・・・(笑)

休憩もそこそこに下山 急坂の登山道は滑り危険がいっぱい
最初に転けたのはSEI 下山までに全員が転けまくりました。

山形神室を過ぎるとガスの隙間から色付き始めた木々が目に留まる
トンガリ山までの緩斜面をのんびり歩いてると登山道に熊の足跡を発見した
新鮮な足跡で泥濘にクッキリと残る形が物々しく感じられ 
風にざわつく木々の音にも反応して回りを見渡した。

ハマグリ山の手前の崖にはイワインチンの黄色い群生が現れ綺麗だ
そこから滑る岩場を登り笹谷峠へ下山した
登山道にシモグミが密生してる場所があり口にするが未だ渋みが在りました。

下山後は仙人沢の道沿いにてキャンプを楽しみ
翌日の朝 Nabeちゃんが渓流釣りをするも中りなしの釣果で釣りは中止
福島まで戻り会津の深山でキノコ採りを楽しみました。




 

仙人大滝登山口(一匹さん・Gonちゃん・Nabeちゃん)        滑 沢(仙人沢)

登山口の様子は変わり強風は何処に行ったのか そのくらい静かな仙人沢に着いた
登山道に沿って渓流が平行してる。



 

沢沿いを登る登山道

小さな滝が次から次と現れ変化があり面白い
岩には苔が付き滑りやすく靴底で滑りを確かめながら進む!




 

丸太橋                   大滝ではないようだ!

沢を何度も渡り上流へ。




 

岩越に渡る              滝が多い

時には大きな岩にお手伝いを頂き右に左にと進んだ。




 

キノコを手に探索が続く         ブナの木にワラジが巻き付いてる

斜面にキノコが在れば登り 沢に下りてはキノコの探索と忙しい歩きに成りました。





 

滑の沢が登山道を横切る         木の根の階段

この滑を落ちれば痛いだろうな〜 なんてのんきなことを言ってるのは誰だ・・・
崖ありやせ尾根在りと歩みを楽しむメンバーです





 

急登の尾根

本日一番の難所を通過(特別な通過地点ではありません)する




 

登り終えると登山道に不思議な木が現れた(裏に回ると あ〜ら不思議)

二股に分かれた古木の檜が現れ記念写真を撮る
後ろに回って大発見 ☆ ☆ ☆



 

檜のど真ん中からブナ・?・の木が出てる            尾根から仙台神室岳

木の胴腹からニョキッと得体のしれない木が出てる
合体したのではなく 本当に穴を開けて突き刺した様な奇妙な形なのだ この木に名前が付いてないのが不思議である

此処で銘々した「宿借りの木」としましょう・・・(笑)





 

ブナ林の二次林が爽やかな雰囲気を醸し出してた!

山肌はブナ一色の場所に出た まだ夏色の木々は急ぎ足で衣を変えるのか
その時期が近くまで来てることが葉先の変化に感じ取られる。




  

沢筋を下りて 登り返すとダンゴ平に出る

いよいよ稜線の強風に突入です
沢の頭を見ると木々が激しく揺れてるのが見える と 同時に雨も降り出した






最後の急坂です

ダンゴ平から山頂までは滑る急坂で気が抜けない
木々に助けられ這い蹲るように登る。




  

稜線は強風が暴れてた            山頂に到着(Gonちゃん・一匹さん・Nabeちゃん)

急坂を上り終えると山頂の小さな空間に出ました。
「山頂には温もりを感じる文字の道標が在る」
味のある文字は同行したNabeちゃんの知り合いが作った道標であることが解りました


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