浅草岳平成19年9月9日


天候(晴れ)      トンビマイタケ捜査第2騨    今回のコース






  

登山口の様子             ブナの古木            登山道(藪道)


今日も懲りずにトンビマイタケを採る為にブナ林を訪れる
ブナの古木が多いところと言う事で浅草岳の山腹を捜査することにした

入叶津の登山口は駐車場も広く仮設トイレも設置してあり安心して登山を楽しめる所だ
しかし登山道は藪道や滑る岩場も多く注意をしたい。





 

沼の平分岐            小三本沢を渡る


沼の平の分岐まで斜面の古木を手当たり次第に捜査するがトンビの姿は無かった
登山道の近辺には人が入りやすくキノコが在っても直ぐに確保されてしまい見つけることが出来ないのではと
登山道として通行禁止になってる沼の平方面に足を伸ばす 登山道を下りきると小三本沢に出る 其処から先は崖の崩落が激しく
崩れやすい形状になっていた






  

沢のガレ場                   落石が散乱                 崩れやすい崖


崖をよじ登るのを諦め沢筋を遡行した 沢は岩やゴロ石が点々として危険を感じる
1m以上在る大きな丸い岩に手をかけるとフワーッと岩が動き沢にドスーンと転げ落ちた ウワーと驚く声が沢に響き緊張感が高まる
其処から先は慎重に岩を確認して浮き石や崖の状態を気にかけ進む 左右崩れ落ちた崖は不気味に見えた








  

沢を遡行          滝が現れた


沢を登ってゆくと左右が崖で遡行するのが困難になり目的の位置までは未だ先だが仕方なく山腹を登ることにした
途中の崖からは湧き水なのか綺麗な水が勢いよく流れ出てた







 

ブナ林を捜査(トンビマイタケ)するSEI


蒸し暑いブナ林を登る 古木を見つけると木々に掴まり近づきトンビの捜索 古木にブナヒラタケを見つけピース
標高差300mの藪&急斜面の登りは体力が激減する






   

古木の周りを捜査して崖から這い上がるSEI


藪を登り切り稜線に出たSEI 思わず馬鹿面で喜ぶ姿を披露する
藪で視界なしの山腹をコンパスで方位を確認しながら進むのは気苦労も重なり重労働だ







   

トンビマイタケは見つからないが美味しいブナヒラタケをゲットした


ブナヒラタケをゲットして喜ぶが肝心なトンビマイタケの姿は無かった






  

昼飯の場所             ナナカマドの実が色着く


稜線に出て昼食にした すだれの上で休憩はビールが一番似合う 疲れた体もビールと共に快復するのが解る
赤のカンビールを6本担ぎ上げたが全て飲み干した 其処に単独の登山者が下って来た
山あるきをこよなく愛し常に単独で山旅を楽しんでると話す 今日も電車で来て(東京の方)電車で帰ると話す姿が爽やかに感じた






 

蒲生岳方面                南会津方面の山々


途中の空間から霞む展望を楽しむことが出来た 会津のマッターホルン蒲生岳を始め
平ヶ岳や南会津の山々が薄い縁取りを魅せてた






 

集落が眼下に見える             荒々しい山肌を確認

下山は登山道から余り外れることなくトンビの捜索を繰り返す 素晴らしい古木がいっぱいあるが、どれも見かけ倒しで
トンビどころか雑キノコの姿も無かった・・・(苦笑)






  

沼の平分岐の祠と通行禁止の登山道


平石山から沼の平の分岐までは滑る箇所が多く浮き石にも注意が必要だ
朝の6時に登山口を出発してから8時間は経つ 目線は常にブナの古木でブナ林の魅力を味わうのを忘れてたのに気づき
あらためて登山道を飾るブナの並木に見とれた 午後の日差しがこぼれる林に今日の疲れが癒されました。





 

ブナ林             アケビの実と不思議な形の実がなってた


ブナ林ともお別れして登山口に近づくとアケビの実が連なりその脇に不思議な形の実(写真で解るかな)がなってる
見たこともない形にGonちゃんが不思議な笑みをこぼすのでした。




  

登山道の花


道中のお花さんは少なく目に付いた物を記録に残す(本当はブレで写真にならないのが多い)
登山口に付いたのはPM3:40分 登り始めてから9時間40分の大捜査でした

Gonちゃんお疲れ様でした(今日も騙されたとぼやく姿あり)
今年のトンビマイタケ捜査はこれで終わり・・・・来年に続く・・・Gonちゃん来年も宜しく

・・・・SEI・・・・




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