月 山平成19年7月22日

1979m      出羽三山巡り(友の遺品と共に)


天候(晴れ)              今回のコース


月山は千四百年の歴史をもつ修行の山、出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)の総称であり、崇峻天皇の御子である蜂子皇子の開山です。
皇子の開いた修行の道はやがて羽黒派古修験道へと、また湯殿山の行人へとつながり、
人々の篤い信仰を集めることとなりました。 太古よりいまなお神々の息吹に深く包まれる出羽三山、その主峰です

・・・

三山の最後は月山
今日も仲間の遺品を身につけて山頂へ礼拝に向かう



お花畑より朝日連峰を望む






  

月山リフトハウス      姥ヶ岳の分岐


姥沢駐車場より舗装道路を進むと月山リフトハウスが見える
 日曜祭日はAM7:00から運行してる 早い時間からリフトへ乗る登山者が後を絶たない

リフト終点で展望を仰ぐ 残雪の峰が連なり視界の変化に暫し酔うことが出来た








コルの雲海に顔を出した鳥海山(中央)


残雪の急斜面を慎重に登り姥ヶ岳の稜線に出る 山頂はニッコウキスゲを始めお花の競演が繰り広げられていた
木道越しに浮かぶ鳥海山の雪化粧に清涼感を頂ました









 

姥ヶ岳山頂            お花越しに湯殿山


姥ヶ岳から柴灯森の稜線歩きは花に囲まれた登山道です
流れる雲に山並みが変化する 日差しも出てきてパノラマを投影するかのように刻々と醸し出す山容が綺麗だ!









 

稜線のお花さんー1








  

稜線のお花さんー2









 

流れるような品倉尾根の絶景

山スキーに来たときは此処の谷を回り込み湯殿山へ 石跳沢や山頂からの滑降を楽しんだ事を重ね
風景を眺める 










姥ヶ岳の残雪








石畳を登るSEI








 

残雪の品倉尾根                   月山山頂(中央に月山神社)

月山は標高1,984mで、もとは成層火山であったが極めて古い時代に山体崩壊を起こしたと思われ、
残った部分が現在の月山になったと考えられている。頂上には月山神社があり、月読命が祀られている。








 

山頂のお花さんー3










  

山頂のお花さんー4                           山頂のお花さんー5

一週間前に若くして旅立った仲間もどこかで私達の巡礼を見守っててくれるのだろうな・・稜線の花を一緒に見てくれたかな
等と思い出しては共に歩いた10年を振り返る









未だにスキーを楽しんでる人が大勢居ました

残雪の姥ヶ岳の斜面ではスキー合宿の学生が練習に励み 名残惜しんで山スキーを楽しむ人も見かける
沢筋には雪解け水が勢いを増し音を奏でて流れてた




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