釈迦ヶ岳〜鶏頂山

1794.9m         1765m

天候(晴れ)           18年9月10日              今回のコース




釈迦ヶ岳の稜線(右奥のピークが山頂)

  

鶏頂山登山口                石 像              記念碑





  

登山道に咲くお花さん                  登山道のシダ               森に日が降り注ぐ時





  

大沼分岐                トリカブト            弁天沼の祠と鐘





     

白樺林               綺麗な○○?花






            

ヤシオ林                   分岐







静かな山頂 (他に単独の登山者が3名でした)









 

山頂のお釈迦様          釈迦ヶ岳より鶏頂山






  

明神岳方面                               リンドウ                  鶏頂山への登山道





 





  

鶏頂山山頂          山頂の本堂         本堂の中の様子



高原山の最高峰(釈迦ヶ岳)と鶏頂山へ登るためにメイプルヒルスキー場登山口に来た
曇り空だが天候が回復することを願って登り始める

大きな鳥居のある登山口には石像や記念碑が奉られ信仰の山である事を悟ることが出来る
薄暗い登山道を進むとゲレンデに出た ゲレンデに在るリフトの解体作業が進められてるらしく重機が二機置かれていた
登山道とゲレンデは重機の爪痕が残り大きく削られた土壌がむき出しになってる

ゲレンデTOPから登山道を進むと檜の林にさしかかる 日差しが在るにも関わらず薄暗い道の両脇には
タマゴダケやアミタケが頭を出していた 秋の味覚キノコの季節も間もなく到来する前兆だろう!

白樺やミズナラの山肌に変わると弁天沼に着いた 沼の水は汚れてる為に虫以外の生き物を確認できない
綺麗な水に住むサンショウウオなどは居ないようだ 弁天さんに奉られてる鐘を突き祠に手を合わせる

ココからは勾配が増し急坂の上り 蒸し暑さの中で急勾配となれば汗も絞られる
塩味の利いた汗が目に入りヒリヒリと痛い 胸元を流れる汗はベルトで止まり全身ずぶ濡れだ

上を見上げるとポッカリと空間に光が見えた
稜線に出たのかとコルに立つと東方面に鶏頂山の勇壮が現れ
西には西平岳がガスの上に頭を出し パノラマの演出を惜しまずに青空に広がる展望は圧巻でした
数枚の写真をお土産に頂き稜線を西に進んだ

稜線はヤシオの林に変わり何処までも続く ヤシオの咲く季節に訪れたら至福の時を抱けるだろうと頭を過ぎる
枝振りも良く古木の木々が登山道を飾り釈迦ヶ岳の頂へと案内してくれた

山頂までの間に登山者とは2人に会っただけで静かな山旅を楽しむ

山頂で休んでるとタカが飛来



数回周り飛び去って行く
山形の摩耶山でイヌワシ?に会い 今回はタカの飛来と登山の醍醐味を味わうことが出来た

ピークで休んでると
地元の登山者が遠望(微かに見える峰)の解説をしてくれ方位を確認することが出来る
秋晴れの日には富士山を初め飯豊山や那須連峰・南会津の山々が見えると話されていました

静かな釈迦ヶ岳を後にして鶏頂山に向かう ピーク越えを2度して分岐に戻りコルに出た
左の切れ落ちた稜線からは景観も良く展望が楽しめる 林に入り山を巻くように進むと立派な神社が現れる
鶏頂山神社の本殿で内に奉納されてる神様は素晴らしい作り姿でした

釈迦ヶ岳のピークとは変わり鶏頂山の広場は30数人の登山者で賑やかだ 話を聞くと東京からの登山ツアーで
26名の団体さんと数名の登山者で在ることが解る まるで町中のカフェでお茶してる所に迷い込んだ様であった

(しばらくすると団体さんが下山していく)・・・・静かな山頂の佇まいが戻り食事をすることが出来た

そろそろ下山と旅仕度をしてると ガスが動き上へ上へと沸き上がるあっと言う間に視界の山並みは隠れ
白いカーテンで覆われた画面に・・心の目に焼き付けた展望を思い出しながら山頂神社にお参りをさせて頂きピークを離れる

下山して間もなく釈迦ヶ岳の途中で会った2人と再会する また会いましたねと笑顔の挨拶を交わす
ロープの張られた登山道を下っていくと単独の登山者が青い顔をして座り込んでいた
どういたしましたと聞くと脱水症状らしく気持ちが悪く歩けない様だ
(持ち合わせの物で急をしのいでいただく為の手当をお手伝いをさせてもらう)
未だ早い時間ですので少し休んでから下山してくださいねと話をし別れる

途中から近道がありショートカット〜弁天沼に着いた
弁天様に挨拶をして登山道を一気に下る 檜林の登山道から下は薄暗く展望もないので道草は無用
PM3時に登山口に着きました

奥塩原温泉の湯質は最高でしたが 「入浴料¥1000で時間制限40分です」の案内に萎れ・・(>_<)
これも地域の差かと諦めました あ〜〜〜良〜い湯だな〜〜〜(^O^)

体調を崩した登山者さんの無事下山を祈り
釈迦ヶ岳のお釈迦様に勇気を頂き鶏頂山の神様に之からの登山の無事をお願いをしました
今日一日の出会いに感謝いたします
・・・SEI・・・

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