八幡平1605m



天候(晴れのち曇り)                          今回のコース


八幡平のお花さん




八幡平のチングルマ




案内板




  

黒谷地口        湿原の杢道      ワタスゲ






  

熊の泉         湿原のデッキ        源太森への道






  

赤ヤシオ            雪渓を行く登山者            どこまでも杢道






  

分  岐                     間もなく八幡沼です







  

ミズバショウが健在          沼の辺(此処で昼食でした         残雪原






  

避難小屋と八幡沼                          コース案内板                  頂上で〜す (^O^)





   

めがね沼 & 鏡沼                 道 標 を下れば頂上レストハウスに到着






  

アスピーテラインに在る県境(秋田県 ー 岩手県)          駐車場の残雪         地元で教えていただいた山菜(サク)


八幡平のお花を見ようと黒谷地口から入山した
杢道の続く湿原には色とりどりの高山植物が咲き乱れる

ハイキングを楽しむ姿が多く 中には町中を歩くような洋装の姿もあり1600mの山に来てる感覚が薄れた
団体さんが多くすれ違う時には数で圧倒され自然に端に追われて 小さな体を小さくして避ける・・(@_@)
それでも広々とした大自然の高原は優しく私たちを迎えてくれ解放してくれた

湿原には休憩が出来るデッキが所々に設置されハイカーが休む姿が見られる
ある人は片手にビデオを回して解説を吹き込む・・ん〜 なかなかの語り部と感心して聞き耳を立てた
ある人はもう少し左 あ〜そこそこその辺が良いわとアングルを設定しシャッターを切る
なかでも非常識な方が湿原に入り写真を撮る姿・・・すかさず監視員が怒鳴る声
{中に入ってはダメ}  と  照れ笑いをして姿を消していく
こんな光景も軽装で来ることが出来る八幡平ならではと変に納得でした

源太森を過ぎると雪渓が現れた チョイ休憩でビールを頂きビールケースに雪を詰める
次の休憩にギンギン冷えたビールを飲む為の努力である・・ん〜やるな敵もと独り言

緩斜面を登り切ると遠望に雪の壁が見えた 八幡平の頂上直下に在る八幡沼の辺のようだ
この辺りからヒナザクラが道を引く可愛い姿が目に付いた 並んで咲いてるのは
ツマトリソウ・ミズバショウ・チングルマ・イワナシ・ミツバオウレン・ショウジョウバカマ・ハクサンチドリ等お花畑全開でした

沼の辺の避難小屋は新築らしい綺麗な建物で中には暖炉もあり へ〜と感心させられる
でも暖炉は使われた形跡が無いような?・・・冬に登山者が使うのかなと疑問符でした

時間も昼時!!沼の休憩場所で飯を食うことにした ガスコンロに火を付けてハンバーグを温める
良い香りに誘われて振り向きハイカーが一言 「美味しそう 食べたい」
だめだめこれは俺が食べると囁き小悪魔がニヤリと笑う

満腹になれば行動開始 山頂経由で頂上レストハウスへ到着 お目当ては記念のバッチである
昨日の岩手山はバッチを買うことが出来なかった為 此処で再調査だ
調査隊がハウスに突入すると 隊員のごんぞうさんが ”居た〜” と発見の合図・・・!(^^)!
なんと八幡平のハウスに岩手山の山グッズが並んでるではないか!
お目当ての品々を求め事無きを得た おめでたい話である

下山(戻り)はアスピーテラインを歩くことにした 道路脇にはマイヅルソウやウサギギク・ハクサンチドリなどが咲き
視覚散歩に変わる 道中では地元の方が山菜採りをしてた 腰袋の中を覗くと細い山菜が詰められて居た
昨日初めて教えていただいたユキザサである この辺では重宝されてる山菜のようだ
これも美味しいよとサクと言う山菜を教えてくれたフキを食べる要領で料理する
食感と味はフキより上品と優しいご教授を頂き山菜をお土産に持ち帰りました

長い舗装歩きも道中のお花と語り 山菜に遊んで頂き短く感じました
多くの高山植物との出会い 山菜採りのご教授 軽装のハイカーさんが繰り広げる人間模様と
八幡平に新しい風を感じました

素晴らしい花の季節と天候に恵まれて・・・・SEI・・・・