至仏山 2228.1m 平成18年7月30日


天候(晴れ)                 今回のコース





至仏山より尾瀬ヶ原(後方に燧ヶ岳)



  

鳩待峠休憩所          登山口(Soneさん SEI ごんちゃん)      登山道




   

小至仏山                   オゼソウ               分岐         ミヤマダイモンジソウ





  

笠が岳の分岐       杢道        コメツツジ





  

イブキジャコウソウ

斜面に咲くお花畑(奥に見えるのは小至仏山





 

ガレ場                    ベニサラサドウダン         蛇紋岩の上にSoneさん







  

切れ落ちたガレ場を進む         コバギボウシ       至仏山西側斜面のガレ場









         

山頂にて(ごんぞうさん・SEI・Soneさん)                         下山路の稜線越しに小至仏山










         

平ヶ岳を背景に                           シブツアサツキ






  

雪渓を抱く平ヶ岳                     タカネナデシコ         尾瀬ヶ原を背景に(^O^)






    

  ネバリノギラン          下山路を振り返る               ミヤマシュロソウ                       山の鼻田代のニッコウキスゲ










  

山の鼻田代 (水面に浮くヒツジグサ)               ホソバツメクサ               山の鼻小屋






   

山の鼻田代分岐          シロバナトウウチソウ                 川上川(下から読んでも川上川)   タカネシオガマ





ジョウシュウアズマギク      ミネウスユキソウ       ヒメシャジン      トキソウ       ワタスゲ




梅雨空け宣言が出ない東北地方 天気予報を探り比較的天気が安定してる群馬県鳩待峠より至仏山に来ました
戸倉駐車場に車を止めてマイカー規制区域をタクシーで移動 鳩待峠へ 既に多くの登山者やハイカーが賑やかだ

合流予定のSoneさんは福島県側の
御池より7時間のコース(御池〜燧裏林道〜尾瀬ヶ原〜山の鼻〜鳩待峠)を4時間で到着した
小休憩後オヤマ沢田代方面から至仏山を目指し登る 道中は咲き競うお花の彩りに目を奪われた
ガスが架かる山肌は視界がなく足下のお花さんがお相手してくれました

笠ヶ岳分岐を過ぎるとガスを吐き出すように山が動く 次第に山容が現れ蛇紋岩の荒々しい肌が露出する
燧ヶ岳より眺めていた穏やかな至仏山とは異なり 雄々しい姿に瞬きも惜しみ酔いしれる

斜面に花 足下に花 岩の間からひょっこりと花 咲き乱れる花 花々の競演とは正にこの様である
初めて見る花も多く(名前はご勘弁下さい)Soneさんの花ガイドに聞き耳を立てた
あ〜〜そうそう ん〜〜 へ〜〜 と花の名前を教えて頂くが二歩歩くと忘れるSEIでした・・・(笑)

小至仏山は大勢の登山者の為通過する 稜線上を覆うガスが意地悪して動かない為 ピークを望むことが出来ないが
2228.1mの山頂のどよめきがガスを振動させ聞こえる もうすぐ山頂!

山頂は駅前広場の様な人混みだ 梅雨空けを待ちくたびれた登山者が大波に打ち寄せられたのだろう
笑顔に満ちあふれ 歓声を上げ 展望を楽しむ様子は正に天国に導かれた絵模様でした
下部の空間を見つけ下りる 昼食にしようと ごんぞうさんのザックから鴨肉の薫製を取り出す
 SEIがガスコンロで焼くとモクモクと香り付きの煙が上がる 上の方から声が「何を焼いてるの?」する

鴨肉ですとSoneさん ”美味しそう”と返事が どうぞ宜しければと女性には優しいSEIがお肉を手渡しました・・・

込み合う山頂を30分ほどで後にする 下山は燧ヶ岳・平ヶ岳・白根山・越後三山などを確認できた
眼下には尾瀬ヶ原や山の鼻小屋〜尾瀬に描かれた杢道の道しるべが走る
どこまでも緑の絨毯 森の屏風で区切られた湿原 尾瀬の広大な自然に溶け込み!鳥のように宙を舞う心に!

蛇紋岩の下りは気が抜けない 乾いた岩でも滑る急勾配 下山は全身から溢れる汗の滝が登場
太陽の光もチョット悪戯かギラギラと照りつけた。

勾配も緩くなり山の鼻田代の分岐に出た 小屋の屋根も見え生ビールの手招きで歩くテンポも早くなる
小屋の正面には生ビールありますの看板を見つけ吸い込まれる様に中に入る面々
「すみません 生ビール下さい」
お新香をつまみに2杯目のお代わり じりじりと喉を冷やすビールに感無量の時が流れる

楽しい一時を過ごしたSoneさんは道を分かれ御池に足を運ぶ長い道中にも関わらず元気な姿を後にした
ごんぞうさんとSEIは山の鼻から鳩待峠へ50分程で到着しタクシーに乗り込み戸倉駐車場に着いた
駐車場隣に在るホテルで入浴(¥500でタオル付き安い)帰路に就きました

Soneさん ごんぞうさん青空の中の至仏山は最高でした
ありがとう 尾瀬の自然に誘われて
・・・SEI・・・

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