西穂独標〜割谷山平成18年7月16日
2701m       2224m        :-O

天候(雨)                             今回のコース





西穂独標よりピラミッドピーク(雨と風と動く雲に乗りピークが揺れる)


  

風と雨の中〜西穂高岳に向かうメンバー







  

丸山ピークにて(ごんぞうさん・Sakuraちゃん・Nabeちゃん・Takahasiさん)






  

風に追われてガレを登る                  小さな白い花(滴を抱く)








  

ガレ場を登り切れば西穂独標へ(Sakura・Nabe・Takahasi・ごんぞうのメンバー)







  

稜線を行くHimarayaさん・Ariさん                       ケルンにて






     

焼岳小屋に向かう(分岐にて)                   大粒の雨の中 黙々と歩く







          

瑞々しいお花さんの歓迎を頂き・・・・・(^O^)





              

焼岳小屋の食事は最高でした





  

午後の様子(小屋の中で長〜い 宴会に成る)


16日のAM7:00西穂山荘を出発した 朝から雨の山行になるが気持ちは晴れ晴れ元気いっぱいです
丸山の登山道をひょこっと登るとピークに出る そこより稜線歩き晴れてれば全展望のパノラマが約束される北アの地で・・今は・・ガスの中

目を閉じれば笠ヶ岳〜穂高の峰々〜蝶ヶ岳〜常念岳〜槍ヶ岳〜等々が浮かんでは消える幻想の世界!
時折吹く風に煽られて 思い出したように稜線が瞬く間に小さな歓声と拍手を贈る 高鳴る心!へ
汗ばむ体は一生懸命に感じ思え出を作ろうとする 今しかない大事な時を刻み!
素晴らしいアルプスと自然を素直にすなおに受け止めたい!

次から次と現れる白いカーテンを押しのけ歩く 目を落とせば白い小さな花の固まりが雨の滴を抱きしめる姿
花の何倍もの大きさの滴を弓形になり付けてた 目立ちたがりやのシャクナゲさんは登山道を飾り曇り空に花を添える

ピークを数回越えると西穂独標が現れた 今までの登りと違い険しい岩場の登りだ クサリが張られたガレを登ると
道標に白い文字が浮き出てる西穂の象徴・・独標に付きました
一つコルの先にはピラミッドピークがぼんやりと見える 西穂高岳までの予定でしたが状況が悪く此処で撤退した

休憩もそこそこにピークを後にして帰路に付く 相変わらずの雨と風だ
丸山を下り西穂山荘で身支度を整え今日の宿・・焼岳小屋へと向かう 大粒の雨の影響で登山道は池と化して靴の中まで水が進入
全身ずぶぬれだ! 今日も天敵の黒い集団がSEIを追い掛ける他のメンバーには寄りつかないのに何故SEIに迫る
歓迎できない友に悪戦苦闘 最後の手段と早足で目的地に消えていきました

割谷山を下ると間もなく焼岳小屋に着いた 小屋では十数人の登山者が食事をしてた
受付で予約の者ですと話すと小屋の管理人さんが どうぞお休み下さい二階で着替えたら記帳お願いいたしますと笑顔の対応でした
一足早く着いたのでビールを飲もうと思ったがお金がないのに気づく? ん〜困ったな〜
ダメもとで管理人さんに仲間が着いたらお支払いいたしますのでビールを飲ませて頂けませんか (^O^)と言うと
なんと・・結構ですお飲み下さいと返事が・・疲れた体が一気に蘇る スタッフの思いやりとビールの泡で!

しばらくして全員到着 早い午後の宴会に突入したのであります 今日の小屋泊まりは40名以上に成るとの事
屋根裏の二階に引かれた一枚の布団の上には 二個の枕・・と・・言うことは一枚の布団に2人と言うことになる
これも山小屋の思い出作りと身動きのとれない状況を把握し飲むお酒は美味しい (>_<) ネ!

夕食は え〜〜 と驚きのちらし寿司 これが本格美食で味が最高には二度驚き
お鉢の中の寿司は俊速で無くなる・・足りない方は白いご飯が在りますと出されたお鉢のご飯も愛情たっぷりの美味しさでした

外の様子を見ようと小屋を出ると小屋の前の水たまりが池のように増水 トイレに行くために置かれたビールのケースが
愛嬌を振りまき 渡る登山者に意地悪するのかカタカタと動く よろめく姿に笑いが木霊する夕暮れの焼岳小屋に!

次第に強くなる雨足 風の力も加わりトタン屋根を打つ雨音がかん高くなる”バタバタバタ”明日の焼岳登山
少しで良いから稜線よ顔を出してくれ・・・手を合わせ祈り布団に入る

美味しい寿司と焼酎に感激・・・お休み・・・明日の晴天を夢見て!




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