平成17年9月19日
1719m〜1775.8m〜(茶臼岳分岐)               (@_@)

天候(晴れのち曇り)          今回のコース(GPS)






白笹山から南月山







   

沼原駐車場の風景                   登山道入口               巨木が立ちはだかる登山道











  

水の無い沢を渡る                        ヤシオの登山道                          沼ッ原調整池












  

来た道を振り返る                 白笹山山頂(何もない展望もない)      山頂を過ぎると展望がやや開け稜線歩きになる













  

大きな曲がった根の点在する登山道               南月山に到着                  山頂のお地蔵さん(後方は茶臼岳)








山頂の広場







            

三本槍岳方面を望む                     三倉〜大倉〜流石山
















  

トリカブトと噴煙                        分岐                    硫黄の吹き出す地面












 

色つき始めた山肌          噴火口から音を立てて吹き出す噴煙(茶臼岳)













                   

昼食を頂いた所の案内板            分岐を三斗小屋方面に下る












                    

朝日岳方面の稜線                         分岐を沼原方面に下る














広大な日の出平〜牛ヶ首の稜線(切れ落ちた岩峰が魅力だ!)



那須岳の南に連なる山! 何時も気になり眺めた山! そんな山に訪れた!
沼原登山口より登るが他に人気が感じられない 駐車場には数台の車が駐車されていたのに登山者の姿が無い湿原のハイキングが殆どなのか?
そんなことを思いながら展望の無い登山道を進む 灌木林〜ブナ林やヤシオの林と木々の間を歩く そよふく風が時折頬をなでる
静かだ! 那須岳の一角にこんな静かな山歩きが出来る所が有るのか? 

一時間ほど登ると初めて単独の登山者に会う 良い登山日和ですねとお決まりの挨拶 もう少し言葉が無いのか自分に苦笑い
南月山を仰げる位置まで来ると数名の登山者が下りてきた 何処を辿るコースを??今から下山したのではもったいない
そんな余計なお世話を唱えるSEI 南月山のピークを目指し急ぐ姿が色つき始めた山肌の木々に埋もれ消えた

南月山山頂に着くと多くの登山者が休んでいました
茶臼岳から来た登山者と思われる(沼原からの登山者は見受けられなかった)
山頂は広い平坦な地形 小石や小木が庭の様に形取られた風景は、遠望に親しみながら足元の安らぎを約束してる様に受けることが出来た
私も皆さんと共にザックから取り出した美味しいフルーツをつまみにビールをあおる 風通しの良い稜線は寒いくらいだ
アンバランスな冷たいビールが美味しく頂ける山あるき 自然を抱きかかえ甘えられる贅沢に酔いしれた。

眼前には雄大に雄叫びを上げて噴煙を上げる茶臼岳 もうもうと上に上にあがる噴煙 秋風を受けてもなおさら上にあがる噴煙
自然の逞しさが力強さがここには有る 見とれて吸い込まれる美しさがここには有る
なぜか早足になるSEI 牛ヶ首の分岐に着き噴煙の幹を見ると黄色く染まる大地が待っててくれた 頼んだわけではないが何故か大地!
吹き上げる噴煙に手をやれば アチチー と訳の分からない踊りを踊るのでした (~o~)

茶臼岳を一周する様に登山道が巡らせる 南西の位置から見ることが出来た茶臼の勇壮 大きく口を開けた噴火口!
この位置に来た人だけが堪能出来る秘密の場所の様だ 誰でも来れるが私は初めてである 山を自然を愛する仲間に教えたいこの場所を
既に数回行ってるよ・・・・聞こえる空耳に問いかける 「でもね表情は毎回違うし会う人もね」と早秋の囁きが聞こえた。

牛ヶ首の分岐を姥ヶ平に下る 一組の登山者が茶臼岳の写真を撮る為にアングルを絞り構える姿 引き締まった表情からして
長い間ファインダーを覗き構えて絶好のチャンスを待って居るのだろう 一つの芸術が生まれるように祈る

姥ヶ平のベンチで昼食をとる おにぎりにキュウリの漬け物&デザート(グレープフルーツの冷凍)を胃袋へ
美味しい ん〜冷たいこめかみが痛い冷凍のシャリシャリのグレープフルーツは最高と自画自賛のSEI
淡い紅葉の色つきと噴煙を仲間に楽しめた一時 この時を新しくつづられた山のページに加える事が出来ました

姥ヶ平から沼原登山口までは森林浴を楽しむゾーン 道筋に展望は無いが色とりどりのキノコが顔を覗かせる!
広がるメルヘンの世界 赤い帽子のキノコ 白い羽織を着たキノコ 小さな子人のキノコと
膨らむ夢の模様が永遠に続く森が佇み 静かな幻想の中に山あるきが出来ました。

・・・SEI・・・


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