2158m  平成17年10月23日



天候(雪〜山頂晴れ〜曇り)         今回のコース(GPS)





武尊山より前武尊山








落葉のジュータン(雪化粧の登山道 紅葉と白い妖精)



 

麓の紅葉









 

雪の降る登山口(SUMIさん TAKIさん Mihorin TETUさん ごんぞうさん)





 

遊歩道を登る                   次第に雪化粧になる白樺林








 

もみじの赤に化粧を!!           遊歩道も終わり登山口が現れる








 

ロケの標識 ↓ 案内                 ナナカマドの赤い実が引き立つ初冬






  

ロケの内容                    道標                           避難小屋にて






  

クサリ場                   滑る急斜面                 稜線に出る







 

三ツ池の一つ                      稜線より越後の峰









武尊山











 

山頂          ごんぞうさん TETUさん  TAKIさん  SEI
SUMIさん Mihorin













獅子ヶ鼻山










遠望に谷川岳









 

樹氷                   クサリ場を下る











初冠雪の武尊路


一ヶ月ぶりの登山になりました 22日午後に郡山を出発した 
東北道を上り群馬県片品村へ向かう 雨が車の窓にぶつかる音が大きく聞こえる
週末に成ると天気が悪くなるパターンが続いてる様に思いた

スムーズに走る車窓からは紅葉した木々が雨に打たれて鮮やかに映える
赤が綺麗だ!黄色が輝く!色つき始めた葉が可愛い麓も間もなく向かえる錦秋の足音が聞こえてくる。

日光いろは坂にさしかかると渋滞に巻き込まれる 動かない車、ただ車窓から見える紅葉がいらだちを緩和してくれる
中禅寺湖の周辺は渋滞で車が溢れてる 駐車場に入れない車や行き交う車が鉢合わせ状態で進まない
中禅寺湖の紅葉は盛りの様だ、遠望の山並みも鮮やかに染まる思わず大きな声
(ウワー綺麗だー 凄いなー 赤い実が 落ち葉が 草紅葉がと見渡す限りの黄金色に感激するメンバー)

戦場ヶ原を過ぎて金精トンネルを越すと菅沼〜丸沼〜大尻沼と右手に見える
間もなく片品村に到着だ 日光白根山の裾のを通り本日の宿に着いたのはPM5時周りは暗くなり始めていた
宿では前夜祭の酒盛りで乾杯〜 持ち寄った料理や飲み物がコタツの上に並べられた
美味しい料理の数々、ごちそうさまでした・・・・・(~o~)

夜中に雷の轟音が宿の窓を振るわせる、光が走る・・・が・・・皆さんは寝耳に水の爆睡  (笑)

翌日6時に宿を出る、登山口に6時30分到着の予定が道を間違えたSEI
一時間のロスタイム、東俣登山口に着いたのは7時30分になり登り始めは7時50分、ご免なさい皆さんm(_ _)m
駐車場周辺の木々は見事な紅葉で染まる
特にナナカマドの実が赤く輝き降り積もる雪とのコントラストがマッチして素晴らしい

登山道を登り始める頃になると雪が多くなり道に添えられたモミジの葉に重なる雪が一段と赤を強調させた
遊歩道の分岐に着く、ここからは白樺の林に囲まれた見事な道が続く、初冠雪のプレゼントを頂き
一度に二度楽しめた武尊山登山 晩秋の山と初雪の白が重なり
山頂へのパノラマを感動する時間と夢に変えてくれました。

ぬかるみの登山道は何処までも続く、足首まで潜る道に足を取られて転ぶメンバーの姿が!!
それでも歓声は続く、ガスに包まれた山肌の奥に見えない景色!!
足元には白い妖精が降り立つ クサリ場を見上げれば寒さで凍り付くロープが此から登る私達を待っててくれました。

山頂が近づくにつれて樹氷の輝きが増す、時々太陽の明かりが稜線を照らす
うっすらと現れる峰に視線が釘付けになりカメラを取り出す動作がもどかしい、瞬時で消える大空間の峰が幻のように脳裏に残る
残らないカメラ画像が恨めしい

山頂まで後20分の位置に着く 今までガスに覆われた山々がスクリーンに映し出されたように現れた
太陽が顔を出す 遠望の山が見えた 切れ落ちた谷の空間が紅葉した様や雪化粧の山肌が!!
凄い待ちかまえたような時間と360度の空間が私達の目の前にある
富士山〜谷川岳〜至仏山〜越後の山々〜等々と素晴らしい景色が飛び込んで来ました

山頂には数人の登山者が休憩しています 食事をしてる人やカメラアングルに夢中になる人と様々な動き
私達も記念写真を撮り休憩 私は今回の登山にもう一つの願い事がありました
それは今月の3日に旅立った母の山頂供養であります(母は山歩きが大好きでした)
母の分身と共に登って来た私は、仲間にお香を焚いていただき母の好きな饅頭とお酒と煙草を供えて
供養をさせて頂きました。
皆さん有り難うございました・・・・・・m(_ _)m

山頂滞在は20分ぐらいで下山する(風が強く寒いため)
足早に下るメンバーが時々立ち止まる!太陽に照らされた樹氷の輝きに心を奪われて静止
放射線状に反射する光線が山肌を眩しくする 綺麗だね〜とSUMIさんがしみじみと語りかけた

避難小屋で遅い昼食 外で食事の私達の上に樅の木?から滴が落ちる
衿から冷たい滴が入る みそ汁には飛んできた小さな実が泳ぐ、ビールと共に胃袋に入る気にもせずに!!

初雪の武尊山とも間もなくお別れだ どろんこの道に足をすくわれながら無事に登山口に着いたのは
午後の4時20分 薄暗くなってくる時間帯に成る 登山口の小屋で汚れた靴と雨具の泥を落とし
帰路の道で温泉に浸かり蕎麦を食べ生ビールで仕上げる・・あ〜極楽極楽

ご同行の皆さん有り難うございました
母の供養を頂き感謝致します

・・・・SEI・・・・





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