平成13年11月2日〜3日〜4日       合成写真 拡大

燕岳登山 ハッカ山苦楽部 北アルプスへ 雪に覆われた稜線・雷鳥・不思議な雲

         
    燕山荘より大天井岳・槍ヶ岳・中岳・南岳・穂高岳・そして北の峰々を望む
   
燕岳はアルプスでも人気の高い山域の一つで私は十数年ぶりである 2日のPM1:00郡山を出発高速道を走らせ
中房登山口へPM6:30到着 テントの準備が完了した所で佐藤さんが酒の肴を焼き始めたPM9:30位に眠りに着く
3日の朝7:20登山道の案内板の脇を通り合戦尾根に取り付く登りに入る 露天風呂の湯の香りがする中
落葉した木々の道を進むと 唐松の紅葉が朝日に映え照り返す

   
第一ベンチにはAM8:10休憩を取り急坂を登る 最初からのキツイ登りに息を切らす 丸太の階段が管理者の
苦労が伺えた 最初の展望の開けた尾根からは赤く焼けた山々が 間もなく到来するだろう冬将軍の厳しい
寒さを待ち受けている 第二・第三そして富士見ベンチを登ると合戦小屋であるAM10:50到着 多くの登山者が
休んでいた 此処でチュウハイで乾杯ラーメンを摘みにAM11:45まで休憩をした 小屋の脇を登ると間もなく

   
合戦の頭に着く 標識を過ぎたあたりから雪道の為アイゼンを付けた 山肌は白一色で木々には雪の花が咲いていた
燕山荘 直下の登山道を右に巻くと間もなく燕山荘の下にあるテン場に 其処を左に上がると小屋の階段が
私達を迎えてくれた ザックを降ろし燕岳山頂を目指す 雪の舞う道を息を切らし進む

   
花崗岩の砂礫の穏やかな稜線を山頂に進む 辺りは雪に視界を妨げられて何も見えない ハイマツの緑だけが
雪の中で際だちを見せていた 雪に覆われた岩稜を登り切ると2763mの山頂に着いた バンザイと雄叫び

   

吹雪く中での山頂は素早い撤退 下りには風化して空いたと思われる大きな穴の在る花崗岩を写真に治め
ハイマツの稜線に出ると新井さんが 福島から来たから雷鳥さん出てきてと連呼 な なんと 本当に雷鳥が
出てきた それもペアーで 殿様カエルの様な鳴き声そして丸々と太った体 白と茶色の羽 何をとっても
気品ある姿は 何度見ても素晴らしい!! 小屋に戻りPM6:00より夕食を済ませPM7:00よりの
赤沼オーナーのアルプホルンの演奏を聴き 登山の心得や救護法など素晴らしい講話を聞き眠りに就く


4日に続く

コースタイム 登山口AM7:20〜第一ベンチAM8:10〜第二AM8:50〜富士見AM10:10〜
        合戦小屋AM10:50〜休憩11:45迄〜燕山荘PM1:00〜山頂PM1:45

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