稜線を吹き抜ける南からの風。
その風をまともに受ける、黒部吾郎岳と三叉蓮華岳は雲ね隠れいる。
風下の鷲羽岳と水晶岳、遠くに槍ヶ岳の北鎌尾根。もちろん剣岳を始め後立山の峰嶺が・・
夏の草花が所狭しと咲き誇る太郎平、赤木平、薬師平。黒部平には、八月も終わりなのに
残雪。アルプスのイメージとは違う、何処までも続く緑の稜線。
憧れていた山行きは、雨天時には渡床が不可能の情報で、黒部吾郎小屋から再度、吾郎岳を
登り返しての下山でした。
情報・・・１　折立登山口から太郎小屋までの所要時間は各案内書によってまちまちですが、
休憩時間を入れて４時間。北の股岳から赤木岳までは意外と長い（１時間）
黒部五郎岳から五郎小屋までは約２時間３０分（登り返しは２時間）
五郎小屋は、山小屋には珍しい？畳敷きの部屋できれいでした。
情報・・２　薬師沢は橋が流されていて、雨が降ると渡れないようです