久しぶりに登ってきました。この夏、最後のヤマです。
行ってきたのは、下郷町 流石山〜台倉山〜三倉山です。


敬謙なブッダである小生は、12〜13日にお墓参りを済ませ13日の夜、雷と豪雨の中
登山入り口の観音沼公園まで行き車中泊。
翌14日に登山口まで、向かう。途中、砂防ダム工事の箇所あるも工事期間外で通行
可。ヨロイ沢を過ぎると道は、豹変しLEGACYのお腹に気を使いながらノソノソと進む。
気合で林道終点までたどり着く。

〔山行詳細〕
 ●林道終点出発 6:14 
   古の古道を進む。前日の大雨のせいか、川になっている箇所がある。
 ●鏡沼入口通過 6:18
   鏡沼入口手前に一里塚を発見。昨年9月に三本槍岳を登って時には、
無かったような気がするが...
 それと一里塚の→十米の意味と松川街道の意味がわからず???
 ●大峠 6:37〜6:40 1445m(標高参考値)
 軽く汗を流した後、到着。何時来てもここからの展望とお花は、
疲れを忘れさせてくれる。
 流石山の前々々峰くらいの直前の山を登る。一応、道はあるが両側の笹に隠れて足
元は見えない。昨日の大雨が笹にたっぷり残っており
靴下から短パンまでビッショリ。
 へーへー言いながら振り返ると那須連峰の三本槍岳、朝日岳、茶臼岳がガスの中か
ら凛とした姿を見せる。最初のピークにたどり着き尾根歩きなるころ深沢湖がはっき
り見えるようになる。これ以降は、下草が刈られ歩き易い。
 ●流石山 7:30〜:38 1775m(実際は、1813m)
 この手前からお花畑が連続する。ここを過ぎた直後にギボウシの群落があった。本
来なら展望がいいはずであるが、あいにくガスで時おり大峠方向が見えるくらいである。
 ●五葉の泉 8:06
 流石山からいったん、50mくらい下る。サンショウウオとかいるらしい。この辺り
は、池塘である。周囲に誰もいないせいかちょっと、不気味である。
 ●大倉山 8:20〜:32 1850m(実際は、1885m)
 あまりアップダウンも無く淡々とたどり着く。相変わらずのガスで視界が利かない
が足元の花で気を紛らわす。
 ●三倉山 8:45
 いわゆる三倉山前峰である。通過。
 ●三倉山本峰 8:58〜9:18 1855m(実際は、1888mと標識にあり)
 三倉山からは、いったん下り登る。燧ヶ岳の俎ーから柴安ー間ほどきつくないが、
一旦下って登るのは、損したような気になるのは,私だけか...
 展望は、いいはず。晴れていれば...
 しょうがないのでやけ飯とする。ついでに雉狩をして本体の軽量化をはかり運動性
能を向上する。

下山の詳細は、省略します。

●林道終点到着 11:57 1325m

〔まとめ〕
 ガイドブックにあるように花が多くオオバギボウシ(紫)、タカネマツムシソウ
(青紫)、ミヤマアキノキリンソウ(黄)、イワオトギリ(黄)、マルハダケブキ
(黄)、ハクサンフウロ(赤紫)、ヒメシャジン(薄紫)、オヤマリンドウ(紫)等
がありました。一部、名前が怪しいのもありますのでご了承ください。
 トータルで見ると比較的安全に尾根歩き可能でお花も多いので
family登山にお勧めです。
 ただし、観音沼公園より先の林道が工事で通行不能となる為、どこまでクルマで入
れるか確認する必要があります。万が一、観音沼公園から林道終点まで歩くと2時間
30分程度かかるでしょう。(約8km)




P8140018:ガスに煙る三倉山及び三倉山本峰




P8140021:秋の花、オヤマリンドウ(まだ、早い)




P8140042:花が開いているオオバギボウシ(多い)




P8140053:マルハダケブキ

こともあろうにデジカメの電池切れ(出発時の未確認が原因)で余り、写真が取れま
せんでした。m(__)m

以上、長ーくなりましたが山行でした。

折笠 仁
Hitoshi Orikasa