到 達  (登頂)      平成18年7月5日    戻 る

人生の到達は臨終
仕事の到達は成功(完成)
遊びの到達は自己満足
世の中には到達するために物理的 精神的 経済的 に乗り越えなくては成らない障害がある

到達するためには目標があり課程があります とするならば全ての始まりが目標で
人生の到達(臨終)を考えると 自分は何歳に死ぬと決めて其処までのプロセスを作ることで
生涯を楽しく過ごせるのではないかと思う (死ぬ時期など解るはずは無いが)

今の私は59歳
80才での到達を考えると21年をどの様に生きるか そのための障害をどの様にクリアするか
目標が出来ると人生設計も楽しいもので 自分の人生を作ることが出来る幸せを感じずにはいられない
もっと身近に考えると今日はどの様に生きるかと言うことである

ただ朝になったから起きて 食事をして仕事をして 夜になり寝る
これでは世の中に生を受けたことに対して申し訳なく思う
同じ一生なら元気に楽しく生きたい そのように課程を自作自演をする事により生きる楽しみが増殖する

また生きてる間に何をしたいか何をしなくては成らないかが湧き出るのではないか!
明日のことを考えると 今月のことを考えると 一年先のことを考えると 臨終の事を考えると
ぼーとしてる暇などない さ〜やるぞと生き生きと人生を送ることが出来ると思う

仕事の到達(成功)を考えると
目標に向かってどの様にしたらと試行錯誤の時間(考え)から始まり
色んな組み合わせから選び抜かれた道しるべを辿り到達すると思う

その課程を楽しみながら組み立てる事が大事で 失敗を恐れては何も出来ない
到達できなかった時には 潔く勉強々々と自分に言い聞かせるのである
失敗があるから仕事も楽しく 失敗があるから成功するのではないか

失敗は課程であり目標を持った時に到達の副産物と思いば恐れることは何もない
失敗しない成功者などこの世には居ないからである

遊びの到達(自己満足)を考えると
目標は楽しく苦労をしないでと まずは考えるのではないか
しかし遊びも苦労をすればするほど達成感を感じることが出来る
楽な遊びや小さな自己満足は直ぐに飽きてします

遊びの到達も障害が多ければ多いほど計画や努力を強いられる
目標を持った時に無理だと諦めると遊びも面白くない 無理な遊びをクリアするために
奮起すると不思議に力が沸いてくる 自分の身近に無かった遊びが出来た喜びはご褒美ものだ

常に新しい物に興味を持ち自分の幅を広げることが出来たなら
その分だけ到達の数が蓄積される 遊びも真剣に本気で取り組みたい

私は登山が好きで到達(登る)する山を決める 決めると直ぐに行程組立てに走る
何時に出てコースは準備する物はと考える 前回の失敗や成功したことなど思いだし
課程を作り達成の瞬間を空想すると 準備に入った時から山登りが始まってることに気づく

山頂に立つ喜びを追え続けてる時の自分と 今の自分を比べると楽しみ方がだいぶ違ってきた
山で会った人の数や高山植物の思い出が一座ごとに増えてるのが嬉しい
行程時間は長く(道草が多い)なり のんびり登山の傾向があるが楽しみ方の違いだろう

このように考えるとどの様なジャンルでも登山のプロセスの如く目標を持つことにより
達成の為の道中を楽しまなくては成らないと思うようになった

目標を持ったなら達成した時の瞬間を想像して全てに取り組み生涯を達成したい。
・・・・・SEI・・・・・