昔と今  平成14年12月20日     戻 る

  今の社会 人が生きる為に必要なのは何か ふと疑問を感じた
  世代を越えた話 家庭での話 教育の場の話 組織の中の話で
  多く出てくる私の疑問符 会話の中に昔はと切り出したときに今は違うで終わることです

  世代を越えた話では 若い人に 私達が20代の頃はと説明すると今は違うと
  反論し聞こうとしない その時に必要なのは諦めず筋道を通して話す努力が欲しい そして
  今が在る事を伝える 其処に 今 必要な人間構築が生まれると!!信じます

  家庭では 子供に昔はねと話された時どの様に返事がされるか
  同じく今は違うと返って来るのでは その時に何故今は違うかを説明して
  昔を語ろうとしてほしいのです
  心の教育 家族愛 敬う心を養う為に必要なのは 
  昔の家庭の移りを会話を通し伝える事ではないかと!!

  教育の場では 
  テープを使った講話 ワープロの文章作成 電卓の計算と効率と便利さにだけ先取りされて
  昔はと教えることを怠って居るとしか思いない 人間に必要な感性を豊かにするを考えると
  効率や便利さだけを優先して良いのか
  対話や直筆・そろばん 等の昔の良さを教える時間を作って欲しいのです

  組織の中に置いては 現場に最新の装備をした機会が導入され オフィスを見渡せば
  IT化が進み会話が少ないこの様な現象は進化する社会において当然であるが
  だからこそ昔はと真剣に伝える事が大切なのです

  機械化が進んだ現在 職場の責任者に機械を使用することが出来ない物理的障害が生じたとき
  行程を正すと機会が使い無いので作業が出来ない と返事が返って来る事がある
  こんな時に昔は(手作業が主)が役に立つのである・・・・・

  オフィスに置いても同じで 話す事が苦手な人が多い 昔の伝達方法はPCでもFAXでも無ければ
  会話か電話・直筆による内容伝達が主であり 人との関わりが最重要な要素で在った

  簡素化された内容が電波の中で行き交う現在 人の心が見えず余りにも悲しいのではないか
  今こそ昔の状況を正しく伝え 現在に応用出来る人材が必要ではないか
  そして見直されてる古き良き文化 古民家・無農薬栽培・大家族・手作り・人脈の素晴らしさを
  真剣に話 伝え 調和の取れた社会に成る努力を出来ないかと考える

  昔は良かった その良き時代に近づく環境を想定して取り組めばまだ遅くはないと私は思う。
  未来を担う子供達に 正しく判断できる考えと能力を養う義務が大人に在る
  良き昔の経験は必ず役に立つ今は違う だからこそ昔を語り継ぎたい・・・SEI