震災から15日目・・・     南相馬市!平成23年3月25日



天候(晴れ〜曇り)                                 孤立した街の現状





港町が消えた



南相馬に住む知人に会うため早朝より出かけた
   115号線を走り相馬に近づくと倒壊した建物や地割れした道路が目立つようになる

   6号線を南下して南相馬に入ると、国道の両脇には流されてきた船が散乱してた

   知人宅を訪れて海岸方面に案内してもらうと
   家がつぶれ道路が流され鉄塔が飴細工のように曲がり堤防が消滅してる
   近くには彷徨う犬の姿や、牛の親子が寄り添う様に悲しい顔をしてました

   一面に広がるガレキの山を、警察や消防団が横に並び行方不明者の捜索をしてます
   重機で道路に在る漂流物をかき分け、自衛隊の車が慌ただしく動き道路を造ってた


   津波の力は計り知れない、家を土台ごと道路に運び車は形が在りません

   高台にある家は何事も無かったかのように建ち 道路を挟んで下方の家は残材と化してる
   明暗を分けた地形が数メートルの狭間に爪痕を残してました


   被害地に足を運んでみると、地元住民は見えない敵に恐れることなく
   捜索活動や後片付けに明け暮れ関係各所と力を合わせて動いてます!

   ただ物流がストップして生活が出来ない、食べる物も医療機関も何もない・・・
   街に人が居なくなってしまったと漏らす 本当は町を守りたいと。
   被爆を恐れて町から離れるのではなく生活が出来ないから離れるので
   メディアは正確に報道してないとも!

   間違った報道が物流をストップさせ、人を遠ざける南相馬は危険では無いと言い切る


   もともと人口が少なく大きな産業がないこの地は、此からどうなるのか・・・?
   腹を出した車を指さし 被害者が語る「もう何もやる気が起きない」   

   報道されない部分の福島県(南相馬市)の様子です。









 

車の持ち主は今!                             打ち上げられたガレキ






 

漂流した人形                      奥に見えるのは火力発電所








 

漁港の建屋か・・?                           無惨な姿の家








 

道路が流され                               海水が貯まってる住宅地








 

此処は池ではない住宅地です                        海岸線の様子







 

津波に飲まれず残った塔と建物







 

形のない家が残骸となってしまった。








 

自衛隊が海岸線を補強してた                  消えた道路








 

家の基礎が道路に!                   寸断された道








 

此処には多くの住宅が在りました                倒れた電柱







記録ー1




記録ー2




記録ー3

東日本大地震から15日目の南相馬市の記録です
町は孤立して人影もなくガレキの山と化した住宅地では捜索隊の姿が・・・
寸断された道路、打ち上げられた船が陸に運ばれ、形のない車が点々とし
原発の影響で物流が途絶えた地は、もはや人が住める状態ではない。
残ってた住人は苦渋の決断で街を離れるしかないのだろうか!


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