笠ヶ岳 平成20年9月14日

(弓折岳〜大ノマ岳〜抜戸岳)

天候(晴れ)                     今回のコース





抜戸岳より(笠ヶ岳)


二日目は朝から全開の展望歩きになる
山荘から一時間で稜線に出た。鏡平山荘を眼下に「槍〜穂高〜黒部五郎〜双六岳」などを視界に
歩く稜線は、正に北アルプスの大展望を思いのままに描くことの出来る空間である

沸き上がるガスが穂高の稜線を隠すと北に位置する黒部の峰々を醸し出す優しいアルプスの顔があり道中を楽しむことが出来た。
弓折岳〜大ノマ岳〜抜戸岳と進むと目の前に笠ヶ岳の勇姿が迫る。稜線歩きももう一息で山頂だ!
テン場を横切り岩の積み重ねられたガレ場を登ると笠ヶ岳山荘へ到着、受付を済ませて山頂へ行く

山頂は登山者で埋められて休む場所も無い、大展望もそこそこに記念写真を撮り下山する
下山途中で山荘裏手からザイルを身につけた数名がオーイと呼ぶ声が聞こえた
あれ〜 もしかして山男さん達ではと手を振るも無視される・・が・・・やはり山男さんのグループでした

そこからは合流して大宴会の始まりです。
飛騨の銘酒に鍋料理&山頂にも係わらずギンギンに冷えたビール(謎でした)が登場し
飛騨山岳会の方々の優しさと豪快な飲みっぷりには感激と驚きでスケールの違いを味わうことが出来ました。



 

鏡平池を早朝散策に出かける

小屋の朝は早い 早出の登山者は4時には出発です
私達も5時に起床 近くを探索する 鏡の様な池の水面にアルプスの姿が映し出されてた。




 

山荘前で(Sadaさん・Gonちゃん・sakuraちゃん・Su−さん)        青空が広がるアルプス

朝食を済ませ鏡平山荘を後にしたのは7時 見上げれば済んだ青空には鱗雲が漂い
向かう先の稜線には先行した登山者が列をなして登る姿が見られた








山荘とお別れです

素晴らしい山荘の夕べを思い出し 水面に映し出された真新しい建物に別れを告げ
二日目の旅立ちです。







 

眼下に鏡平                         弓折分岐にて休憩

灌木林の中をくぐり 弓折岳の山腹を登ると双六岳との分岐に出る
登山者の殆どが抜戸岳方面へ進む 双六経由で槍へ向かう登山者は少ないようだ。








左に大ノマ乗越

稜線へ出ると槍方面の峰はガスが慌ただしく動き隠れん坊〜
代わりにと顔を出すのは黒部五郎岳や水晶岳〜燕岳の圧巻に視線が飛び跳ねる






  

大ノマ岳                    双六岳方面

稜線を境に ガスの漂う空間と青空が眩しいパノラマが稜線漫歩の醍醐味を強調する
視線の先に尖りを見れば、地図を広げてにわかガイドの出現だ!






 

稜線歩きを楽しむメンバー                        秩父岩

大ノマ岳を越えて急斜面を下ると秩父岩が切り立つ秩父平に付く
此処で本日二度目の休憩をとる。




14日後編へリンク