大菩薩岳 (大菩薩峠) 平成20年10月12日


天候(晴れ)                  今回のコース




雷岩より大菩薩峠への稜線




     秋晴れに映える紅葉


上日川峠に車を止めて ロッジ長兵衛前を通り広い登山道をのんびりと進むと福ちゃん荘に着いた
登山道の脇にはムラサキシメジやスギタケ・クリタケ・ヒラタケなどが顔を出し忙しくなる。

峠まで車で上ってくる途中で袋にいっぱいキノコを持つ登山者に会い不思議に思ってたが
此処はキノコの宝庫のようだ 登山の道のりも短いコースなので探索を楽しむ!


福ちゃん荘から左に折れて唐松尾根に取り付く 尾根の紅葉は日差しに映えて素晴らしい眺めだ
岳樺の皮が剥がされてるのを見つけて近くによると熊の爪跡が生々しく残ってる
登山道の至る所に熊注意の看板が在るのが肯けた。

紅葉のアーチをくぐりながら登りを楽しんでると傾斜がドンドンきつくなり
右手の展望が開けてくると草原の紅葉が際だち ススキの絨毯が風に靡いてる風景が広がる

変わりゆく風景を眺め 急斜面を登り切ると なにやら騒がしい
 首をヒョイと向けると大きな岩の上で多くの登山者が休んでる姿があった
どうやら雷岩に到着したようだ 此処から山頂までは10分足らずで行ける ザックをデポして空身で山頂を往復した


山頂は展望もないので雷岩まで戻り飯とする 本来なら眼下のダム越しに富士山を眺めてのんびりと休憩のはずだが・・?
あいにく遠望はガスに閉ざされてた 展望台の岩で眼下の紅葉をツマミに冷たいビールを頂きました

休憩を終えると稜線歩きだ 大菩薩峠までは展望が開けて気持ちが良い!
紅葉とススキがコラボする秋色は絶妙の掛け合いです 稜線上にある賽の河原を過ぎて
綺麗な石塔の脇を通り小さな傾斜を下りると大菩薩峠に着く
1897mに在る峠 古くは塩山と丹波山 小菅を結ぶ交易路として利用されてた峠のようだ!

介山荘の建つ峠で小休憩の後に下山 紅葉探索を楽しめる登山道に飽きることはない
登山道にある勝縁荘の手前まで来ると 此処にも巨木の皮が剥がされてる 正に熊の縄張りを誇示した跡か・・・
都会の熊さんは人が恋しいのか近くに潜んでるようでした。


此処まで来ると車の置かれてる峠までは直ぐです
富士見山荘の前を通過して沢を渡り 登るときの分岐(福ちゃん荘)を右に見て上日川峠へと下山しました。


 

峠の登山口(一匹さん・Suーさん・Sadaさん・Gonちゃん・Hodakaさん・Moriさん)






 

舗装されてる道路を進むとスギタケが行儀良く並んでた。






 

今日のキャンプに頂こうと採取しました           登山道にはいると木々は鮮やかな色に変わる







 

静かな尾根筋あるきは気持ちが良い          なぜか登山者が少ない・・?








 

ブナのアーチを潜り進むと真新しい熊の爪痕が残される木を発見しました。







 

急坂を登り切ると開けた草原に出た






 

眼下にダム湖を眺め遠望には富士山・・?のはずが雲に覆われて確認できない! (残念)









山頂への分岐まではもう少しのようだ。






 

大菩薩岳山頂(Gonちゃん・Sadaさん・一匹さん・Moriさん・Suーさん・Hodakaさん・SEI)

山頂は木々に囲まれ展望が悪く 登山者はかわるがわる記念写真を撮り山頂を後にしました。






 

雷岩のある広場で飯にしました





 

雷岩の展望は素晴らしいです


此処まで来ると登山者が多くなる 道中で会った人や休んでる方の話から・・・
登りの楽な介山荘の在るコースから登ってきた事が解りました。



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